果て果ては3オーラもあれば大丈夫!? 物理学から学ぶ量子ふるよにの神秘
偉大なるミコトであるDr.あかさき氏の手により、あかさき算なるもののが公開され、ふるよには一層論理的かつ学術的なゲームへと近づいた。そこで私も量子力学から着想を経た「量子ふるよに」という理論を用いて、より効率的にふるよにをプレイしていく方法を紹介したい。真面目な攻略記事が読みたい方にとっては一切意味のない内容になるだろう。
・そもそも量子力学とは
なぜふるよに攻略記事を見にきたのに量子力学の解説を読まなければならないのか、という怒りを抑えて読んでほしい。量子力学とは物理学の中でも頭のおかしい分野である。物体が原子というとてつもなく小さいものからできていることは知っていると思われる。原子はあまりにも小さく、観測することができない。ただそこにどれくらいあるのかは分かっているため、そこに原子がある確率を計算する事で、とてつもなく小さい物質の動きもわかってしまうんだ!という学問である。
要するに見えないものを確率計算によって見えるものにするというのか量子力学である。
・では量子ふるよにとは?
ふるよににおいて観測できないものとは相手の切り札である。つまり量子ふるよにとは確率計算により、相手の切り札のもつエネルギーを予測する学問なのだ!
恐らく何を言っているかわからないと思われる為、実際の計算結果を見て量子ふるよにの驚異をご覧に入れたい。
ex1.古書に対して月影落を使用した際、相手切り札による防御される可能性についての検討
古書のもつ対応切り札は不完全浦波嵐1枚のみである。不完全浦波嵐によって軽減されるオーラダメージは3なので、
切り札が全て未使用の時、不完全浦波嵐がある確率は3/8
軽減されるオーラは3
3/8×3=1.125
よって古書が軽減できるオーラの期待値は1.125である。つまりオーラ2.875の古書に月影落を使用した場合、50パーセントでライフに通るのである。
確率は正規分布のはずである為、 以下のようになる。
オーラ0の時2.5%
オーラ1の時7.5%
オーラ2の時20%
オーラ3の時66%
オーラ4の時84%
オーラ5の時95%
なんという事だろうか。オーラ2の古書に月影落を打つと5回に4回は勝ってしまう。更にはオーラ4の時でさえ6回に1回程は勝ってしまうのだ。相手がオーラ4あっても諦めずに月影を打つ価値は十分あると言えるだろう。
これが量子ふるよにの力である。確率を行うだけでいとも容易く月影落がライフに通ってしまうのだ。使用済切り札が増えれば更に相手のダメージ軽減率は下がる為、相手はもはや何もできないであろう。
ex2.氷雨細音の果ての果て
氷雨細音の果ての果てはオーラを5持っていない相手の切り札攻撃に対してカウンターを行う恐ろしい切り札である。実際の所、いくつオーラを持っていればオーラ受けできるのだろうか?
果て果てが入る確率は3/8
オーラダメージは5
よって3/8×5=1.875
1.875オーラ持っていればとりあえず五分五分の勝負ができそうである。
各オーラの確率分布は以下のようになる。
オーラ0の時7.5%
オーラ1の時20%
オーラ2の時66%
オーラ3の時85%
オーラ4の時94%
オーラ5の時98%
少なくともオーラ3あれば殆ど問題なさそうである。オーラ4とオーラ5の差は4%しかなく、25回に1回しか負けない程度である為ケアする必要はないであろう。もしも当たったとしたら相手が相当上振れている為仕方ないと言える。
いかがだっただろうか。確率はシンプルなロジックであるが故に信頼できる。量子ふるよにによって更にハイレベルなふるよにができるのではないだろうか。
因みに確率計算の方法もダメージを量子化している為、一切合っていない。なにもかも正規分布が悪い。どこも信じてはいけない。あとあかさきさん巻き込んですいませんでした。