ガソタムからの出荷

ふるよにについて話してると思います

天音杯大反省会2 〜3柱検討後編〜

前編があります。細かいデッキ解説は別記事で

 

虚無  〜結論無し時代〜

 

自分の詰めてきた3柱を失い、完全に路頭に迷いました。自分も爪を使おうと思いましたが、あまりにも性に合わず、また使用率の高いメガミを使う場合ミラーマッチという理論勝率50%の運ゲーが襲いかかってくる為、優勝を目指す上で爪を宿す事は非常にリスクに感じられました。

そこで薙入り3柱を色々考えたり、当時評価の上がってきた戦に手を出したり、勝てないと見切りをつけた書や騎に復縁を持ちかけようとしますが全く上手くいかず、サークルの後輩に勝ったり負けたら日々が続きました。そんなある日後輩のホーク(刀忍薙)が

「あんまり強くなくても人気のある組み合わせだから刀扇対面を刀薙で練習したい」

と言って持ちかけられ使用してみました。優秀な切り札が多く構築難度が高いと言われている刀扇であるため、勢いで自分の好きなカードを突っ込んだ構築で挑んだ結果、月影落が久遠の花であれば勝利できている盤面まで行けました。その後、他の後輩にも刀扇対面がやりたいと言われ、優しい先輩として答えていたところ、月影落を採用していれば勝てた盤面になりました。ここで腹が立った私は月影久遠両採用のデッキで再戦したところ勝てました。もしかして刀扇って最強なのか?と色々やっていたところ最強でした。

ならば刀扇Xでは?とまず薙を試しましたが扇薙は当時は強さがわかりませんでした。刀騎は前シーズンからかなり練習しておりそれなりの自信があった為扇騎をやってみようとなった所びっくりするほどビートダウンに強く、研究を進めた結果、恐ろしい安定度を叩きだせました。しかし、カード更新の入った薙を使いたいという思いも捨てきれず、また、今まであまり使っていなかった扇というメガミへの不安が拭えぬまま、刀戦薙や刀薙騎も同時に考えていました。

 

vsえりんちゃん  〜くりすますの激闘〜

 

そんな薙への不安をツイッターに愚痴っていた所えりんちゃんが次のくりすます会で検討しませんかと誘ってくれた為、薙騎で優勝経験もある最高の相談相手だと思いくりすます会へと赴きました。候補の3柱を色々ぶつけたり、薙Xを色々回して、結論は出ました。

薙は、弱い。

そして刀扇騎を試す時が来ました。結果としてかなり勝てた程刀扇、扇騎は強かったです。その中で一つ「対塵どうなんだろう」という疑問が出ました。結果から言えば塵にはとても有利でした。自分は塵というメガミがとても嫌いでban確定だと思っていたのでこの発見は神の啓示だと思い3柱を確定させ、練習に励み圧倒的信頼を持って予選へと臨み、4-0で予選突破をする事が出来ました。調子に乗っていた私にまたしてもあるメガミが牙を剥いたのです。

 

不利の破壊へ 〜刀扇騎時代〜

 

刀扇、扇騎は満足のいく自身のある組み合わせでしたが、刀騎が爪に弱いという悲しい事実が襲ってきました。環境はトコヨに不利なメガミが増えてきており、扇banが多かったのです。爪マストbanで済ませるには厳しい書、戦、毒塵爪等がいた為、刀騎には爪に勝ってもらう必要がありました。この期間、爪にめちゃくちゃ負けました。爪の攻撃は到底耐えられるものではなく、天狗や相方の対応切り札を超えられるほどの打点も出せませんでした。この時私は全ての正気を失いました。真っ当な人間には獣を倒すことはできず、こちらもまた獣となるしか無かったのです。その結果狂気のデッキスタントアグロとサリヤスペシャルが完成しました。これはほぼ全ての爪を倒す事ができ、えりんちゃん、さんたさんに頭おかしい人であると賞賛の言葉をいただけました。

更にはこの発見を流用する事で扇騎のビート構築も発掘され全てに有利と思い込める最高のメンタルコンディションで大会に臨めました。

 

 

偉そうな意見ですが、優勝した舞茸さんの3柱は文句なしの最強3柱の一つだと思っていますし、舞茸さんとも会場で出会ったら仲良く刀扇ミラーをしようと話していました。舞茸さん、優勝おめでとうございます!

 

また検討に協力してくださったえりんちゃん、さんたさん、非電一同には感謝の気持ちでいっぱいです。

 

大会は始まる前にほぼ結果が決まっていると信じて疑わないので、みなさんも検討は徹底的に頑張りましょう。自分が信頼できる自分を用意する事が最も大事だと思います。