ガソタムからの出荷

ふるよにについて話してると思います

想いの一枚ここにもあり 〜氷雨細音の果ての果て〜 【第一回】

最初にまず自分語りをするので面倒な人は2段落分くらい飛ばして欲しい。

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氷雨細音の果ての果て、初めて出会った時から大好きなカードである。相手の力の限りの一撃を自分の技術の粋を持ってして、その一瞬の隙を見逃さずに勝負を決める。正にサイネの決闘を体現したようなカードである。背中が描かれたイラストも唯一無二であり、現存するカードの中で背中が描かれているのは果て果てのみである。(なんでまたメガミの顔の書いてないカードの話してるんだろう。)

しかし、そんな大好きな果て果てはとても使い所の難しいカードであった。適当に採用した暁には決闘中ただただ後悔させられるだけ、更に世間の評価はネタカード、バカ発見機に近いものも見受けられる始末である。実際、私も果て果てに何度も裏切られてきた。果て果てを信じることができずに、入れなかったせいで負けたことも数知れない。人に果て果てはどう使うのか?と聞かれてもちゃんとした説明は出来ずにいた。そんなまだまだ未熟者の身であるものの、現状果て果てについてわかっていることをまとめていこう、その過程で見えるものがあるかも知れないと思いたったので、勝手に想いの一枚を書くことにした。因みにかなり長い。

 

①果て果てとはなんなのか?

まず最初に断言させてもらうと、果て果てはバカ発見機では無い。ケアを忘れたうっかりさんを狩る為のものでは断じて無い。しかし、それと同様にして言えることは不利マッチにワンチャンを作る逆転カードでも無いと言うことだ。相手に余裕のある状況であればほぼ間違いなく果て果てはケアできる。つまり勝負が拮抗していない限り果て果ての役目はない。逆に言えば拮抗した勝負の切迫した状況に限り果て果ては輝く。ではどんなマッチで採用するのか解説していこう。

 

②果て果てはどんなマッチで採用するの?

基本的に果て果てはどのマッチも採用しないものである。相手の動きに大きく左右される以上率先的に採用したいものでは無い。相手も果て果てのことを知っている以上対応切札等を採用してケアしてくることも多い。結局、果て果ては存在するだけで相手へ圧をかけたり、構築を歪ませることができる以上、採用する必要は薄い。また、そもそも果て果ては弱い。果て果ては数多くの問題を抱えており、それらの問題を乗り越えない以上うっかりさんを狩る以上の事はできない。まずは果て果ての抱える問題を直視するべく、果て果てを採用しては裏切られ続けたGさんの話を聞きながら弱点を考えていこう。→その2「どうして果て果ては当たらないんですか?📞🐈」https://gasotamu.hatenablog.com/entry/2020/02/28/140313

では果て果てはカードプールにあるだけのカードなのか?それはNOである。私の結論は果て果ては「未来人の用いる最強の兵器」だ

 

③未来人の用いる最強の兵器???

恐らくサイネを使ったことのある人なら間違いなく「果て果てなら勝ってた」を経験したことがあるはずである。つまり果て果てなら勝ってたよって過去の自分に伝えてあげれば勝つのだ。ではどうやって伝えるのか?それはとても簡単である。もう一度同じマッチを行えばよいのだ。これは果て果てを採用せずにサイネを使い続けた人間にしか行えない暴挙である。日々鍛錬、正にサイネの理念の体現と言えるだろう。

しかし人生はそんなに長くない。全てのマッチをやるのはかったるい。さて、話を変えるが皆さんは道路標識というものがどうやって建てられるかご存知だろうか?道路標識は基本的に事故が発生した場所に建てられる。事故の起きた原因を調査し、2度と発生しないように標識を建てるそうだ。ならば我々は実際に発見した果て果て衝突事故の起きた状況を調査し、状況を再現して事故を再発させれば意図して果て果て事故を起こせるのではないだろうか?ということでその3では「ヒヤリハット、なぜ果て果てをケアできなかったのか。実際の事例に学ぶ果て果ての危険。」をお送りしたい。全何回で終わるのか皆目見当もつかない。

 

第一回のまとめ

・果て果ては使えるカード。

・果て果ては基本弱い。使うな。

・何故果て果ては弱いのかを考えて弱い果て果てを使わないようにしよう!

・果て果てが当たる事例を集めて事故の起きる状況を再現しよう!

・当たる状況と攻撃切札を使われた事例を組み合わせてタイムマシーンを完成させよう!!